脳内出血による後遺症①「右半身麻痺」
私には、脳内出血による後遺症があります。
過去に2度脳内出血で入院、手術していますが、
最初の17歳のときに右半身が麻痺しました。
出血した患部は、頭のちょうど真ん中付近です。
視神経と記憶神経の交差するほんのちょっと後ろ側です。
右半身をつかさどる神経にも影響を与えてしまったようで、全く動かせなくなったんですね。
これには当時、かなりショッキングな出来事でした。
少しくらいは動くとかそういうことはありません。
全く動かないのです。力の入れようがない!
そのことに気が付いたのは病院のベッドから起き上がろうとしたときです。
何気に起きようとするも、左半身ばかり起き上がろうとして力が入るのですが、左側だけ持ち上がり、結局起き上がることができませんでした。
わたしはこのとき、(普通絶望するのでしょうが)動かない右半身をとても面白く思っていました。
こんな経験めったにできません。
まるであれです、
寝た姿勢が悪くて、片方の腕が敷布団と自分の体重で挟まれ、朝起きたら片方の腕の血管が止まっていて何の感覚もなくなっているという、あの感覚です。
これが妙に新鮮で、何が起こっているのか確かめたくて興味しんしんでした(^^)
後日先生からは、
「大丈夫だよ、若いし、徐々に動かせるようになっていくからね」
気遣うようにと言われましたが、私的には面白くて仕方なかったんです(^^)