出血した後の人生観の変化
・・・・・26日の記事の続きです。・・・・・・
あるとき仕事で特に懇意にさせて頂いていた方とお話をしていたときでした。
その方からとてもきつい言葉をいただきました。
要するに、
・すべての物事に対して消極的過ぎる
・とても弱気な感じが見て取れる
・何にも責任を取りたくなくて他人任せにして逃げようとしている感じがする
・自分から行動しようとしていない(他人と接触しようという感じがほとんど感じられない)
などです。
私はあまりにもズバッと言い当てられてしまったので、恥ずかしくも目に涙をためていました。
それまで、表面的には取り繕って生活していたつもりだったのが、
自分でも気づいていなかった「心の奥に隠していた本性」を見事言い当てられてしまったのです。
2度の脳内出血を経て、退院時は「これからの人生にプラスになるようにこの経験を役立てよう」と前向きに考えていたにもかかわらず、いつの間にか「こうなったらどうしよう」など物事のマイナス面のみを考えて行動してしまうようになっていました。しかもその自分を、まさか自分ではなく他人から指摘されてしまう。
こんな恥ずかしいことはありません。
その後その方は、私に優しく諭すようにいろいろと話をしてくださいました。とても親身に話してくださいました。
おかげで私はやっとふっ切れました。自分で自分にブレーキをかけていたことにやっと気づきました。
そのことがあってからです。
やっと自分というものを少しずつ出していけるようになっていったように思います。
今でも弱気になりそうになると、すぐその方の顔が頭に浮かんできます。本当に感謝しています。