AVMになった僕の脳や血管や内臓たちへ
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「僕の脳や血管や内臓たちへ」
左目がぼやーっとなってどんどん見えづらくなっていく。
身体（脳みそ）自身はきちんと信号を出していたんだよね。
「奇形血管が視神経圧迫しだしてるぞ」
「だから目が見えなくなってきているんだぞ」
って。
だから眼科の先生の姿が診察受けるたびに
どんどんどんどんぼやぁーっとしか見えなくなるのも
あたり前だね。
神経が問題なんだから。
だから小さい頃だけは奇形のバイパス血管とは別に、
ほんの少しだとしても毛細血管にも血が流れていて
左目もどうにか見えていたわけか。
そのころも脳内では粛々と奇形のバイパス血管優位な状態が
出来上がろうとしていたんだね。
そして破裂するべく破裂して意識不明という状況が
起こり、緊急手術の結果何とか一命を取り留めた−。
ホントなかなか経験できることじゃないよね。
でもおかげで同じような方やいろんな病気の方の
気持ちというものが、普通の人よりは少しだけ深い部分で
理解できるからそれはそれで僕のとても大きな財産になっているよ。
右目の視神経さん、神経として役目を果たしてくれて
感謝します。
２．０の視力に感謝します。
一度たりとも視力が下がらないことに感謝します。
今回はちょっと自分の脳や内臓、全身の血管たちに
語りかける感じで書いてみました。
生きていることに感謝します。
脳動静脈奇形と東京マラソン（完治したら出てみたい！）
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私は、脳に問題があるにもかかわらず、
運動することがとても好きでした。
しかも、「まだできる････、いやもうダメだ････」などと
自分を自分でひたすら追い込むようなマラソンなどが
とても大好きでした。
いつも遅刻ぎりぎりに走って通学していたので、
自然と走るのが速くなっていったのかもしれません＾＾；
でも今から考えると、相当奇形部分には圧力（？）を
かけていたんだろうなあ。
何にも知らなかったから一生懸命走ってました。
一度小学生のときなどは、自転車を持っていない友達に
貸して、自分は走って遊びに行くなんてこともしたりしましたね＾＾
それから運よく（？）１７歳までは何も起こらずきましたが･･･、
両親はそんな私をいつもどんな気持ちで見ていたのか、
頭が痛いというと私だけはすぐ休ませてくれていたことからも、
本当に不安だっただろうなあと思います。
いつも普通どおりに過ごさせてくれて本当にありがとうございました。
※走るのは本当に気持ちいいです。
もし完治したら、一度はランナーとして
東京マラソンに出てみたいなあなんて、
ひそかに思っています＾＾（完治前提！）
脳のMRIやCT検査を義務化できれば･･･！？
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AVMは頭部CTやMRIでその存在を確認することができます。
ただ、AVMはとてもとても細い毛細血管が相手なので、
お医者様としても、
結果が出ている（AVM患部が出血している、患者の意識がないなど）状態でないと
外科的手術はまず行わないのだそうです。
確かにそりゃそうだろうなと思いますね。
未破裂で見つかったからといって、
いきなり手術してもし何かしらの後遺症が残ってしまうなんてことになったら････
色んなことを踏まえ、するわけないです！あたり前です。
そこで思うんですが、それなら前もって
「自分には奇形部がある」ということを事前に知っておくために、
中学校くらいの健康診断で頭部の「CT or MRI」を撮る事を
義務化しちゃえばいいんじゃないでしょうか。
前もって分かっていればそれなりにそのときに備えた対処が
できるってもんですし。
ちょっと最近予防医学に興味を持っていて
そう思いました。
※国で義務化できれば、その際の検査費用は国と分けることができます。
私たち国民にとってはとても良い事なんじゃないでしょうか＾＾
